問 |
2か月ほど前に、衣類乾燥機を購入した電気店から「発煙・発火の可能性のある為、この商品がリコール(※)対象となりましたので、必要事項を記入してハガキを送り返してくだい」と文書が届き、返送した。
1か月後にメーカーから「ハガキを処理しました。しばらくお時間がかかりますのでお待ちください」と電話があったが、その後何の連絡もない。衣類乾燥機を使用できずにいて不便なので、早く点検して欲しい。 |
(50歳代男性) |
※リコールとは、設計・製造上の過誤などにより製品に欠陥があることが判明した場合に、法令の規定または製造者・販売者の判断で、無償修理・交換・返金などの措置を行うこと |
答 |
メーカーのリコール窓口について確認したところ、平日の9時から17時までの受付でしたが、携帯電話からもつながるとのことでした。相談者にはその旨お伝えし、リコール窓口へ連絡して確認することを勧めました。 |
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今回はメーカーからリコールがあり、購入した消費者は販売店からの連絡で該当商品を所持していることがわかりました。しかし、リサイクル商品を購入などすると連絡がないこともありますので、メーカーなどに事故情報を確認してみましょう。
また、長期間使用している製品などは、適時点検が必要です。経年劣化による事故を防ぐために「長期使用製品安全点検制度」「長期使用製品安全表示制度」では、対象製品に「設計標準使用期間」の表示を義務付けています。期間が過ぎたら、製品の変化に注意しましょう!
なかでも“特定保守製品”である「石油給湯器」「石油ふろがま」「FF式石油温風暖房機」「ビルトイン式電気食器洗機」「浴室用電気乾燥機」「屋内式ガス瞬間湯沸器」「屋内式ガスふろがま」を購入した際は、“所有者登録”を行いましょう。適切な時期にメーカーから“点検通知”が届きます。
※点検は有料
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点検を依頼する際、事前に「点検料金の目安」「整備部品の保有」の情報を確認ください。不意に訪れる点検業者には気をつけて下さい! |