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芽室消費者協会
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平成26年(2014)8月号   
大切なお金を解約出来ないものに預けてしまった?!
 金融機関から訪問勧誘を受け、満期の預金を何かに預け替えることになった。株とか国に預けるとか説明されたが、意味はわからなかった。しかし、断ることが出来ず契約した。後日、金融機関に聞いてみると簡単には解約できないらしい。もうお金は戻ってこないのだろうか。
 (60歳代女性)
 金融機関に契約内容を確認すると、満期の預金を国債で運用する投資信託として預け替えし、現在は運用会社が資金を運用していることがわかりました。金融機関側としては丁寧に説明し、ご理解いただいた上での契約という認識でした。
 ただ相談者にとっては初めてのことで、次々と説明される言葉の意味がわからず、聞き返せないまま契約してしまい、不安を抱えていました。今回契約の投資信託はいつでも解約出来るものでしたが、購入手数料も支払ったばかりなので、もう少し運用してから解約した方が良いと思われるものでした。
 元本保証はなく、預金利息より高い場合が多いのですが、解約のタイミングによっては元本以下の金額しか戻ってこないことがあります。今後は内容を納得した上で契約を交わすよう助言しました。

 ~投資信託の仕組み~
 投資信託は販売会社(銀行など)を通じて販売され、多くの投資家(消費者)からお金を集めます。
 金融機関でも販売されているので定期預金と勘違いしないように注意しましょう!
 集めたお金はひとつにまとめられ、資金管理を専門とする受託会社(信託銀行)に管理してもらいます。
 委託会社は集めたお金をどのように投資するのかを考え、その投資の実行を、お金を管理している受託会社(信託銀行)に指示します。
 投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って損をすることもあります。生じた損益はそれぞれの投資額に応じて全ての投資家(消費者)に分配されます。
 投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。投資するなら余裕資金を充てることをお勧めします。
 購入前に必ず説明書(交付目論見書)を読みリスク等を確認してください!
 

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