購入した照明器具が取り付けの際に破損。業者が返金に応じてくれない！
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| 問 |
| インターネットで購入した照明器具を取り付けようとシーリング（天井の取り付け部分）に合わせ、はめ込んだ際に破損してしまった。開封時にヒビ等の確認をしていなかったが、強い力を加えたわけでもなく簡単に割れたので、業者にメールで報告し現品を着払いで送付した。数日後、業者に電話連絡したところ、返金はしない上、着払い送料を請求するという。こんな不安な商品はもう使いたくないので返金希望だがどうすればいいだろうか？ |
| （４０歳代 女性） |
| 答 |
業者の返品に関する規約を確認すると、『必ず１週間以内にお電話でお伝えください』とありましたが、相談者はメールで連絡し、返事を待たずに現品を送付していました。その結果、業者が契約している運送業者とは別の運送業者で返送したので、送料が高くつき、その差額を請求されたものでした。
センターから業者に説明を求めると、「品質管理部門で照明器具を調べたところ、無理やり取り付けた場合に破損する部分が割れていた。しかしヒビが入っていた可能性がないとは言えないので、修理もしくは交換は無料でするが、送料の差額を請求した」ということでした。
規約を確認せず送付した相談者側に落ち度があると思われるので、業者へ今回の送料の差額を支払い、商品は交換してもらうことを助言しました。 |
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通信販売にはクーリング・オフ制度がありません（但し、返品特約の表示がない場合、商品などを受け取った日から８日以内は契約の解除が可能）。いざという時に連絡が取れるよう業者の連絡先（住所、電話番号など）がきちんと掲載されているか、自己都合でも返品できるかどうか、その返品に関する条件に問題はないかを必ず確認しましょう。
また、インターネットショッピングでは多種多様な支払い手段を選ぶことができます。ただし先に代金を支払ってしまうと商品が届かないというリスクを伴うので、トラブルを避けるため、特に初めて取引する業者に対しては先払いを避け、クレジットカード決済や振込用紙での後払い、代金引換などの同時払いを選んだ方が賢明です。 |
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